新テク誕生?「ジャバネコ」ワッキー炸裂の巻
|
||||||||||||||||
自社製品に関してこんなことを言っては手前味噌の極みなのだが、本当にバスはジャバロンが好きなようである。池原からは驚くような頻度でデカバス報告が次々と寄せられてるし、フージーさんも琵琶湖で60アップを釣ってしまった。
しかし、このルアーの意外性はその使いこなし方にもある。本来このルアーはハスキーハスジーの動きを根がかりを恐れず使いたいという考えと、ビッグベイトに付いてきたバスをフォールとステイで、ボトムで食わせることが出来ないかという発想から生まれた。 したがって、基本はノーシンカー、水面直下のただ引きでの動きのよさが最大の売りのつもりだった。ところが、ジャバナベがこの動きの艶かしさを無視して、こともあろうかタブーとしていたヘビーテキサスで怒涛の50アップラッシュを体験してから考え方が変わってしまった。 大きく派手な動きはバスを強く寄せる力がある。しかし、食わせる最後の一押しに関してはジャバテキが発生する痙攣したような、全身身震いするような、今までのワームにもプラグにも存在しない微妙な動きが強烈に効くようだ。
するとジャバロンは徐々に動きをタイトに痙攣したような微妙な動きに変化してくる。ワンキャストの中でただ一定に引いているだけでアクションが自然に変化するルアーは私は知らない。 また、ジャバテキがボトムに接触した瞬間、ジャバロンは驚くほどボディーをしならせる。これは薄い板状のジョイントでつながれたブロック状のボディーが、慣性の法則で急にスピードに変化が加わるとつんのめって、玉突きのように大きく形状変化する。黒帯8の水中映像で紹介しているが、ノーシンカーでのボトムトゥイッチで発生するこの動きは他のワームやプラグにはまず存在しない。まるで本物のゴリのように見える。 そして最後に最も強烈と思われるのが、フリーのテキサス、もしくはダウンショットをフォールさせた時だ。シンカーがフリーで先に落ちていくとき、ジャバロンはまるでそのシンカーを追いかけるように、真下を向きくねりながら泳いでいく。その様子はタニシ(餌?)が沈んで行くのを追いかける小魚にそっくりになる。それはバスから見れば、餌を追いかけることに夢中になって、背後のバスに気が付いていない無警戒で喰いやすいベイトそのものに見えるかもしれない。 実際、ジャバテキはバスが水面まで後ろを追いかけてきたとき、ボートの直前でフリーフォールを入れ、ボトムまで落とし、暫く待っていると高確率で食ってしまうことが多い。この方法で先日、私は何本もの45アップを仕留めている。ジャバテキをベッドにフリーフォールで入れると、バスが異常なほど反応するのもまさにこの「下を向いて泳いでいく姿」が卵を狙いに来た侵入者に見えるからだと思う。 これまた上から下へ泳ぐルアーもなかなか存在しない。 そして、驚いたことにこの上下の動きを利用して琵琶湖のウィードパッチの隙間を狙い、リフトアンドフォールで狙うメソッドがある。それが前山プロガイド(愛称はザ・ロック前山)が琵琶湖で見せてくれた新テク「ジャバネコ」である。
前山君はフックの大きさから、オフセットフックをそのまま背に刺して使っていた。この動きがまたヤバい。
今回はその前山プロの琵琶湖で見せたジャバロン160の新テク「ジャバネコ」の一部をビデオシアターにて公開しよう。百聞は一見にしかず、テクニック習得の最短最速の方法は実際にその人の釣りを目の前で見て学ぶことだ。是非この新テクの参考にして欲しい。
ビデオシアター [ ジャバネコ 編 ] |
||||||||||||||||