2011年裏シークレットPARTI
 １２月上旬発売、初のチャターベイト完全解説DVD「TSR・奇跡のチャターベイト完全習得マニュアル」の 最終撮影が本日終了。秘密基地？で「神」が降臨したモグチャの奇跡の千鳥を完璧に撮影してきた。 シリーズが閉幕し、この一週間は久々にのんびりと過ごさせてもらった。今日からは既に来期に向けたインドアな仕事や撮影がぎっしり…。来季は取材も減らして試合のみに集中する予定なので、このオフは来年1年分の仕事を前倒しで仕上げてしまうつもりだ。
さて今回から不定期で、今シーズン終わった今だからこそ明かせるトーナメントの裏シークレットを明かしていこう。裏シークレットとは言え、その全ては2012年1月元旦からCLMXエリート5放映、そして２月頭発売予定の黒帯リアルファイト・シーズンIIで全て実録映像として公開されるので、ここでは詳しい解説はしない。ただ、ここに紹介するルアー達はその使い方と狙いを理解して使えば、TOP50の日本最悪のプレッシャー下でもずば抜けた結果を残せる力量を持っている。そして何より、自分自身がそのプレッシャーの中ですら、信じて使い切ってきた事が何よりの証明である。
まず、今季、いや昨季も含め自分の攻めの要として不動の地位を築いたのが、アベラバである。手前味噌だが、このアベラバヘッドの唯一無二の形状、バランスは自分的にはスモラバの終点に達した製品だと確信している。  これがCLMX ELITE5で使ったベビークローカラー。 別名「ボギー’S シークレット」。 TOP50第３戦旧吉野川戦準優勝の横山プロが愛用していたカラーである。 実は今季、裏シークレットとして隠してきた一つはアベラバのカラーである。不人気色の一つ、「ベビークロー」、実はこれがシークレットカラーだった。CLMXエリート5でのビッグウエイトは全てこのカラーで釣っている。そしてもう一つは極秘開発してきたもう一つのアベラバ専用トレーラー「スキニーダイナゴン」である。スイミング＆フォールのアンクルゴビーに対し、スキニーDNGはシェイクで使用した時に最高の効果を発揮するよう細部に亘って計算しつくしたデザインになっている。また超軽量ウエイト使用時のキャストのイージーさ、更なるスタックの軽減にも一役買っている。 2つ目はこれもいずれ黒帯RFシーズンIIでバレるので先に明かしてしまうが、今季、ずっとシークレットとして隠して来たのが「ジンクスチャター」である。  直線軌道で揺らめきながら、フロントブレードが時折左右逆回転するなど不規則に回るのが特徴。 浮かせやすいため激浅のウィードマットやジャカゴインサイドでは最強の武器である。 一見、ジンクスにチャターブレードを付けただけに見えるが、このベストな組み合わせを確立するのにひと冬以上の時間を要した。旧吉野川戦では沢村プロに見つかり、しらばっくれて「企画倒れですわ！」ととぼけていたが、このルアーのはまった時の威力は他に類を見ない。キモは超シャローを最低速で引けるチャターであり、巻き物殺しの「切れ藻」「ウィードマット」に対し卓越した性能を発揮する。その秘密と威力の詳細は次号ルアマガGN、黒帯RFシーズンIIで初公開する。 そして今回最後の3つ目は、モグラチャターパーフェクション「マットブラックブレード」である。  アメリカでも最強ビッグフィッシュカラーとして知られるマットブラック＆ブラックブルー。 現在、塗装剥離を回避する新型プレーンブレードで最終耐久テスト中。 実は第3戦旧吉野川戦優勝の福島選手が使っていたのも自分で黒に塗装したモグチャだった。アメリカでも一時、最入手困難カラーとも言われた「マットブラックブレード＆ブラックブルースカート」は特に強い濁りの入った時のビッグフィッシュキラーとしてシークレットとされてきた。今季は大型台風が多かった事もあり、自分の最もお気に入りのブラウンパープル以上にこのカラーが効く事が多かった。  水中映像を組み込み間もなく完成。これで奇跡のモグチャは全て「目で見て」理解できる。 興味のある方はバスワールド販売各ショップに要予約です。 今季、凄まじい再ブレイクを果たした「奇跡のチャターベイト」。その全ての秘密を隠すことなく動画初公開するTSR/DVD「奇跡のチャターベイト完全習得マニュアル」は12月初旬、バスワールドからリリースされる予定だ。今日はその最終撮影として、自分が「神」と名付けたモグチャの実際の動きを完璧に動画に収録してきた。2つとして同じ動きをしない「チャターベイト」。まだその威力を未体験の人は是非、このDVDを見てモグチャの本当の秘密を学んで欲しい。 |
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