バイブレ最薄クラスの体幅がピラーニャ最大のキモ。
浮き上がりにくいボトムキープ力と根ガカリの少なさは冬の野池の最強効力武器です。
大仕事が終わったばかりにもかかわらず、12月はイベント満載、結局一息つく間もなくまたしても遠征中です…。今回は1年以上の極秘テストの末、遂に発表を間近に控えた革命的新機軸スーパースピナーベイトのテストロケ。サメウラロケをも大成功に導いた、トップシークレットスピナーベイト、いよいよ来月公開しようと思う。
 | さきのザ・ヒット正月特番を逆転大成功へ導いたのも、超極秘に開発してきたスーパースピナーベイトの一つ。
スタジオ解説もあるので、その時正式公開するかも・・・。 |
と言う事で、今回は岡山県のナンチャッテIKスタッフこと、C馬監督が調子に乗っていつの間にか?また動画を撮影して来てくれたので仕方なく公開です。
今回のC馬オリジナル動画は、「冬の野池オカッパリ・ピラーニャ攻略」なのだが、その中に非常にためになる斬新な野池攻略法があり、ちょとC馬なかなかやるじゃないと急遽公式公開になった次第。
その注目のテクニックこそが、ピラーニャSSSを使った超激浅腐れウィードだらけの野池攻略法。初冬の減水野池でよく見かける一番攻める気になれないような難しい場所なだけに、これは確かに一見の価値がある。
 | 昨年冬、コギルカラーをメインに発売したSSSこと、スーパーシャロースペシャル。水深1m前後でもとてもゆっくり引けるのが特徴。
ちなみに小南バージョンSDSは4mを平行に引けるスーパーディープスぺシャルです。 |
野池のバスの越冬には2パターンあり、1つは最深部の泥に腹を埋める感じでじっと固まる白い体に赤い腹の越冬タイプ。こちらは定番のメタルバイブ攻めが有効だが、結構、誰もがやるのでかなりスレ気味。実はゴブリン9g&小型ポークのメルトダウンシェイクの方が確実性は高かったりする。イメージはト泥底の赤虫ボール。高確率で野池の冬バスは赤虫ボール食ってます。
そしてもう一つが枯れてしまったがに見えるモサモサのウィードの隙間で毛布にくるまったかのように越冬するバス。それも日当たりのいい風裏にある意外に浅いウィードがいい。
真冬でもサイトで釣れるのはこう言ったバスで、大概サイズはパターン1のバスより確実にデカくて黒い。ただ、知っての通りマジで難攻不落、と言うか腐れウィードがウザすぎてやる気がしない…。
 | C馬監督の一番のお勧めはソフトタングステンモデル。
今回の活躍に応えて、C馬ルージュIIソフタンを生産決定! |
そんでもって、こう言ったウザいウィードを攻略する最終手段として、昔々、少年時代、私や藤木が冬の野池でよくやっていたのがサスペンドのバイブレーション。しかし、当時市販品にSPバイブは存在したが、実戦的にはサスペンド過ぎて軽くて飛ばない等、イマイチ使いづらく、結局その後登場するサスペンドシャッドに完全に主役を持っていかれてしまった。
 | 本堂師範が讃岐野池でテストを繰り返し、もっとも浅いレンジを気持ちよくスローに引けて、なおかつ飛距離も維持できるベストウエイト設定を決めてくれた。姿勢もノーマルとは少し違う。 |
しかし、バイブレーションの風に強い飛距離と、ウィードの回避性能は捨てがたく、それを改良し沈下速度をゆっくり引いても一番使いやすい速度、姿勢に改良し、本堂師範が讃岐の池でテストし実戦仕様に進化させたのがピラーニャSSSこと「SUPER SHALLOW SPECIAL」別名「SUPER SLOW SINKING」である。
しかし、SSSは昨年既に発売したのだが、やはりイマイチ、人気なし…。最強の実戦沈下速度を導き出してくれた本堂師範もガックリ…。どうもちょっと難しい系プラグはウケが悪いようであります。
 | バスがルアーに対して疑いを持っていないと、ハードベイトは完全な丸飲み状態になる事が多い。
テストで丸飲みにされる機会の多いルアーは、バスの本能に強く働きかけていると判断している。 |
ところが、まあ今さらというか、琵琶湖の小南と言うか、1年たってようやくC馬監督がこのSSSの特殊能力にやっと目覚めてくれたのが今回の動画。ただのオッサン野池バイブレ入れ喰い自己満動画なら即却下しましたが、これは一見の価値ある映像と判断、公式公開に踏み切った次第です。
 | 今回はSSSで激浅腐れウィードから50フラットも捕獲。
デカイ順にバラシていましたが・・・。 |
今回の動画は冬の野池で様々なタイプのピラーニャを使い、ただのオッサンがエラそうに解説しつつ越冬系バスを次々と釣って行きます。中でもメインのSSSによるグチャグチャウィードの「ピラーニャ神拳激浅バイブ斬り」は、デカバスに限ってバラシまくりでかなりイタイですが、非常に見応えがあり、バイブレ動画初とも言える貴重な映像セミナーなので是非見て欲しいと思います。
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