K.imae Today's Tips 2364『フラットヘッドゴビー』
発売直後から、文句なしに釣れまくってるフラットヘッドゴビー。 よく既存のフラットギル型ワームのフォロワーと思われがちですが、 何気に名前はアンクルゴビーBrosの「ゴビー」、即ちゴリちゃんです。 即ちギルではないところが一番肝心(ギルにも見えるけどね笑)。 で、フラットヘッドゴビーのシェイプをイメージする上で 参考モデルにしたのがこの実在するフラットヘッドゴビー(そのまんま)。 インド産の平頭ゴリです。 フラゴビ(以下略で)は、ご覧のとおり 実はフラットワーム必須の背面フラットではありません。 背面もハンプバック&ディープリバースリングリブ(ながっ…)。 コイツはフラゴビ第2弾でリリース予定のフラカリ4インチですが、ボディー形状は同じ。 なんでギル型じゃなく、ゴリ型を意識したのか、 その理由は「グライドフォール」だけがこの手のワームの威力じゃないって事。 グライドフォールばかりが注目され、猫も杓子も フリーリグでフォール命みたいなのがフラットワームの共通点。 それなら鬼糸撚れ覚悟でクルクル回るペラペラなフラットワームにすればいいわけで。 能力が皆同じじゃ後発は価値が無い。 みーんな同じことしてたらすぐに威力も薄まるしね。 フラゴビで追求した能力はもちろんグライドもありますが、 それ以上にズル引きやシェイクで出す存在感と集魚力。 簡単に言えばボトムに落ちてからのスローな短距離ズル引きでも ゴリ特有の波動が出るみたいな感じ。 シェイクも同じで、カバーの「裏吊るし」でシェイクした時に、 相当遠くの魚にも気付かせて呼べるような感じ。 目の前に入れるのではなく、 遠くで見つけてもらえる静止に近い状態でのアピール力を最大限高めたデザインにしてます。 だから何気にフォール後のズル引き重要。 水掴み抜群なんで、テールが動かない速度でも喰ってきます。 シェイクもごく軽くて十分、呼べます。 GW明けに昨年開発時のフラゴビ実釣解説動画を ルアニューTVでアップしますんで、ジックリ見てください。 先日、ドクリアな七色ダムで、「グライドフォールの真実」も 2・5mボトムの着底までシッカリ撮影して来てますので。 フリーリグよりダントツ、ライトテキサスきっちりペグ止めが 水深1m超えると素晴らしかったりします。 1.5mを超えてくるとスパイラルが逆回転に変わって、 あまり糸撚れしないという事実も…。 因みにスパイラル命な場合、 フラゴビ4は2.5~5gライトテキサス上下逆セッティングがおススメです。 かなりスパイラルきつくなりますので、糸撚れ注意ですけど。 まずはGW明けの実釣&実スパイラル動画をお楽しみに! |