ディープでもヤバ過ぎ…驚異のジグヘッドスイムベイトの巻
ターンオーバーの水深8mでまたしてもバクラト爆発!
フージー50アップ3本捕獲!!

メキシコ以来の数々の驚くような出来事から、ヤバいヤバいと解っていたけど、どうやら誰が使っても「バクラトスイマー」は本当にヤバいようである。
ルアーメーカーとして気をつけなければいけない事は、本当にそのルアーが他のルアーに比べて明らかに釣れるものかどうかということを、贔屓目なしに公平な目で判断できるかどうかにかかっている。
ついつい自分やナベにとってはメキシコでの衝撃が凄すぎて、日本でもその経験と自信があるからこそ釣れているのでは…という不安は少しあったのも事実。しかし、今回、某雑誌取材で初めて完成版バクラトスイマーを実戦投入したフージーが、その凄まじき威力を目の当たりにし、度肝を抜かれて帰ってきた。

ジグヘッドのパテント申請も済み、ほぼ完成態に進化した最終サンプル。
いったい今年、何百匹のビッグバスを釣っただろうか・・・。
いままで、このバクスイに関してはサンプル数の都合から、私が全テストを担っており、その結果は既に各雑誌で御覧の通りである。ルアーの力が真実なら、実釣レベルで互角のスキルを持つフージーなら、私と同等の結果が出ても不思議ではないはずなのだ。逆に私にだけ釣れる様なルアーではメーカーとしての意味がないのだ。
今回フージーが訪れた場所は最近は不調が囁かれていたレンタルボート完備の某超メジャーレイク。取材は別のルアーがテーマだったのだが、ワイルドスタリオンも完成し、バクラトもようやく量産プロトが上がってきたので、先入観のないフージーにも実戦テストしてもらったわけである。

ワイスタ&バクラト実戦初投入でこの結果。
さすがフージー?さすがバクラト??。
結果は御覧の通り。なんと取材開始半日で50アップ3本と言う、またしてもバクラトで驚異的な結果がでてしまった。しかもフージーが釣ったレンジはなんと水深8mオーバー。この秋のターンオーバーの中、もはやこの結果はルアーの力としか言いようがない。さすがのフージーもジャバロン以上の衝撃だと話していた。これだけ湖を選ばず、この結果は尋常ではない。ジグヘッドスイムベイト(プレリグドスイムベイト)、このニューカテゴリーにはとんでもないポテンシャルが潜んでいることはもはや疑いようがない事実だ。

50アップの素晴らしいファイト。
しかし、ワイスタではこの程度は瞬殺。
8mでも感度抜群、遠投性能、フッキングレスポンスは
コンバット史上最高レベル。
ともすれば釣りやすい牧場のような池で、いくら釣れても果たして本当にそのルアーが優れているかどうかは疑問だ。本当に優れたルアーは、そのルアーの本質を理解さえ出来ていれば、たとえプレッシャーの高いメジャーな釣り場でも、平等に想像以上の「結果」と、「驚き」と言う名の新鮮な「感動」をもたらしてくれるものだ。この現実に真っ直ぐ目を向けられないルアーメーカーは、本当に厳しくなった現在のフィールド状況を自力で打破することは不可能だろう。それはルアーの開発だけでなく、ロッドの開発にも同じことが言える。
「次の扉を開く鍵」、それは常に実戦で自然と真剣に向き合わない限り、机上の理屈では見つけることはできないのだ。


バカラックへの2度の挑戦はそれ以上の価値があったと思う。
世界は広いがバスはバス。キモは同じなのだ。

 

 

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