K.imae Today's Tips 1605『最終戦を振り返って』

プリプラの時はチューンした3/8ozのモグチャが実は最強でした。

テトラのコボレや、水深のある中層から飛び出してくる完全喰い上げ系。

水温は24度前後で、シラウオが群れてるテトラ帯が最強。

バスより目線の上を通す事がキモ。

その中でも一番、サイズが良かった場所がここ。

チャターがキッカー、シャッドがキーパー。

よほどの事がない限り、手応えはかなりありました。













だが激荒れになった直前練習では、バスはテトラの中に潜り込んで避難。

水温は16度までダウン。

霞ヶ浦本湖での巻き物は完全にパワーダウン…。

しかし、直前練習ではダッドカット3.5g~5gの穴撃ちでバイトあり。

バスは動いていなかった。

しかし、1時間遅れてフライト、更に40分走って到着した本命場所には
既に関和プロがガッツリ陣取り。

2日目があれば、フライト順は逆になるのでチャンスはあったかもしれないが…。

普通なら諦めるのだが、声を掛けて端だけシェアさせてもらった。















真冬なみの寒さになった霞ヶ浦本湖。

諦めきれず、テトラ帯穴撃ちで回るが、ことごとく後手。

午前中を無駄に過ごし、巻き場の北浦最北端まで爆走で戻る。

だが、焦りが巻きのリズムを崩してしまい全く落ち着いて釣りができていなかった。

トーナメントはメンタル勝負。

オールスターも出場していなければ、同じ日に数時間出ただけで簡単に釣れてしまう。

だが出てもいない者の釣果など、何の比較にもならないのだ。

拳銃頭に突きつけられて釣りするのと、
のんびり平和に昼飯食べながら釣りするのじゃメンタルが違う。

たった1尾でいいから絶対釣らなければ死ぬと思った時に、自分のメンタルはいつも狂う。












練習ではボロボロになるまで釣れたモグチャハイレブ微々千鳥高速チューン。

だが本番はデッドスロー千鳥チャターで釣れていた。

「キーパー1尾を確実に釣る事」、「キーパー1尾を確実に釣れるルアー」、

会社のためにも、業界のためにもスポーティーな釣り、
インパクトのある釣りを魅せたいが故に、その僅か1尾を確実に釣る力を失った。

タックルを、ルアーをフィネスにしても無意味なのだ。

それを扱う人間がフィネスに徹せれなければ。

来季までにこの2年の反省を必ず克服する術を何としても身につけ、
来季の公約として「全戦、絶対にノーフィッシュしない」事をここに宣言しておく。

 

 

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