K.imae Today's Tips 1520『カオスな週末』

相変わらず、試合前の週末はカオスな毎日…。

部屋の中がスモール専用タックルで足の踏み場もなし。

来週早々の出発時には全て綺麗になるんですが。

代わりにナベのレクサスLXが倉庫状態に。













今回はスモールマウス戦なので、全タックルが驚異の繊細さに…。

老眼鏡なしではなんもできまへん。

試合専用ワンオフの超強化1.5ポンドフロロなんかも既に常識の世界。

40アップ程度のスモールなら全然大丈夫。















そして今回、最強の相棒がこいつら。

現代に蘇った幻のソリッドエアリアル3兄弟。

ラオウ、トキ、ケンシロウ。

コレを最初に作った時代、ワシ、対スモール戦最強伝説真っ只中。

檜原2勝、檜原、野尻では滅多にお立ち台外しませんでした。

日本で一番最初にスモールマウスの習性を掴んだプロだと自負してます。

今では当たり前のことも、知らない事を最初に気付く事は大変なことなのです。













今試合の最大にして最強の武器になるであろうソリッドエアリアル・リブート。

右から通称、赤ソリ・緑(白)ソリ・そして伝説の青ソリ。

この時代のカーボン素材には今の時代のカーボンと違った、特有のダルさがあるんです。

そのダルさ、ヌルさは、特にスピニングには最適で、
物凄く人に優しく、釣りを丁寧にスローに落ち着かせてくれます。

近年のスピニングロッドって、どこか「感じすぎるがゆえに、
使い手も過敏反応して焦る」、どこか行き過ぎた嫌いが自分にはありましたね。

適度に鈍感であるほうが、落ち着くと言うか、勝手に喰ってるって言うか…。

人間に敏感なら、返してバスも敏感に竿の存在に敏感になるような。










しかし、エアリアル3兄弟復活にしろ、ソリッドエアリアル3兄弟復活といい、
良いスピニングのブランクスは終点着たら進化のしようがないのかも。

ガイドとグリップの適正アップデートで、現在でもTOP50で
主力で使うスピニングとしてリブートしてしまう。

「あ~この感じ」って、昔の大好きだったスピニングのあの感覚が鮮やかに蘇る。

商売や懐古主義では、こんな天王山の試合でオールドロッドなど絶対信じて使えない。

最近、特にロッドやガイドに関しては、最先端が必ずしも最善でないことを痛感しますね。

(ちなみに、ソリッドエアリアル・リブートは第2代ソリッドエアリアルです。
ブランクスは初代と同じですが。)

 

 

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