本気で釣りに行って、一尾もバスに触れなかった直前公式練習二日間。

春特有の激変する難しさを痛感。

結果的にプリプラは全く意味はなかった。

それでもプリプラしなければ、結果は運でしかない。

必死で練習した者が報われる世界であって欲しいから。

結果的に公式練習二日の最悪さが、自分に腹を括らせた。

最も確実で最も勝利に最短距離と思う釣りを、最大限の時間を使い切る。

無駄は一切しないこと、それが全て。

ジミーに徹しただけ。

徹したのは、徹底したメス狙い。

ライトフットボールのリアクションと、
25年前のインスパイア・エアリアルでのネコリグのみ。

結果、初日トップウェイト、予選二日間を1位通過。

結局、自分も仲良くゼロ仲間入り。

決勝はまたしても馬鹿丸出し。

500gのバス一匹で勝てた試合。

でも、それが釣れないのが今の自分。

「確実に決勝で一匹を釣る力」、それが今の時代、トーナメントでの最強の技なのだ。

それでも今年もノーフィッシュを喰らってなお、表彰台を開幕戦から獲得。

今年は必ずあと一匹を追加するチカラを手に入れる。

そしてその時、一勝は追加されるだろう。