K.imae Today's Tips 1211『春の悩み』

引き続き、無精ひげボーボー引き篭もりで悩んでます。

一つは遠賀おせち。

遠賀川のバスは色によってかなり明確に反応が違うんで、真剣悩みます。

実は遠賀には絶対的自信の極秘スペシャルカラーがあった。

一昨日、ストックの奥底から奇跡の1本の残骸を発見。

目が飛び出しました。

これぞ正真正銘の「遠賀スペシャルカラー」。

同時に、一昨年の試合では完全に色を勘違いしていたという大失態に気が付く。

遠賀、久々だったしなぁ…。

いまから調色し直します。

















で、もう一つの悩み…

ぶっちゃけ、こいつら、もう“ある意味”完成されてます。

非の打ち所がない完成度。

実際、もう3年自分は試合で使ってる。

遠賀でも一軍登録確実。


















IK-300Rは既に琵琶湖で長井チームが実績多数。

軽い巻き心地、クラス最長不倒の飛距離、キッチリ3mダイブ。

個人的には一番欲しいディープクランク。

HU-300があったんでIk-300は意図的に外してたけどね。

非の打ち所なし。












そして霞で作りこんだ厳太郎絶賛の小型シャロークランク・IK-120RS。

こいつはアレを意識してます。

リッククランのアレ。

これもまた非の打ち所、実績、なんら問題なし。













しかし実はそこが一番問題。

非の打ち所なし=優秀で完成された形と機能=裏返せば唯一無二の個性は少ない。

クランクやシャッドはここが一番、悩ましい。

既に研究し尽くされ、決定的な差が付かないのが市場に溢れるこの手のルアーの一番悩ましいところ。

タックルBOXには常に常備するほどの一軍なのに、価格と販売数量で採算をみるビジネスベースで考えると
実は今の市場状況では逆に難しいルアーになってる。

結局、この手の正統派プラグは、メーカーや使ってるプロの好き嫌いで左右されてる気もする。

シャッドはソックリさんが氾濫し完全に飽和状態、正統派クランクをガンガン出してくるメーカーは本当に少なくなった。

ビグベやマグナムクランクは今年も星の数ほど毎年出てくるが…。

だからこそ、イマカツ設立11年目(インスパイアCLS時代を含めれば17年)を迎えた今、
もう一度、敢えてNEWベーシックなクランクやシャッドを市場に問う時なのかもしれない。


で、ほぼほぼ決心。

この中で1機種、GOD長井が最も自信を持って世に問いたいと譲らないベーシックプラグを
この春、少量、テスト的に限定出荷しようかと。

使うなら春が間違いなく最強な機種。

評価されれば、秋から来シーズンの定番モノとしてラインナップすることもあり。


さて、ワシの渋りを押し切って、スポーツサウルス、バイパーデザイン、
そしてイマカツとハードベイト一筋の開発を続けてきたGOD長井が是非世に問いたいと願った正統派プラグ。

ショーでも長井はこのルアーの前に一生立って熱心に解説してた。

はたして、栄えあるNEWスタンダードへの挑戦者はどれだか解るかな?

 

 

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