K.imae Today's Tips 1067『ラスト・グランドコブラ』
今年1年、使ってみて、改めて実感。 硬いのに、曲がる。曲がるのに止まる。 持った瞬間は3ozビグベをものともしない、ガチガチのヘビーロッド。 でも、投げた瞬間、実にパワフルで美しい弧を描く。 写真で後から見るとなお実感。 ルアーは1/4ozのスイムジグ。 フッキングの瞬間も「乗せた感」満載。 ファイトもトルクフルで美しい曲がり。 ガチッと一旦止まったところから、更にジワジワと筋肉がもう一伸びしていくT1100G特有の感覚。 全然、曲がっていないように感じて、実は曲がってる。 これが今までに無い感覚。 硬いのに柔らかい? たぶん、手にした人は実感してると思うけど、 デカいはずのバスがデカくなく感じてしまう。 でも、何より一番違いが実感できたのは飛距離。 たぶん、このロッドを手にした人はまず最初に感じるはず。 いままでのZPIスプールの糸巻き量で十分だったのが、 グラコブだと同じラインの太さ、同じルアーなのに、しばしばライン残量に不安を感じる。 今までこんなことは無かった。 曲がる33トンの反発作用が如何に凄いか明確に語る事実。 なんで今更、また語るのって? 何故なら、グラコブ、2016年12月26日をもって受注生産終了になるからです。 現在のスペックとコスメじゃ、価格的にメーカーとして採算に無理があるので、 最初からグラコブの年内限りの受注限定生産はアナウンスされてました。 したがって予定通り、今月26日のEG取扱店の店頭受注を持って 「グランドコブラ・リミテッド」は生産締め切りになります。 なので、現行デザインのグラコブの入手はこれがラストチャンスになります。 下記、もう一度、参考までにご一読ください。 http://www.evergreen-fishing.com/special/concept_grandcobra.php#grandcobra_top 但し、今後はコルク仕様、強化シングルフット仕様のグランドコブラ・トーナメントモデルが 2017年○○シリーズの一つとして新たに横浜ショーデビューします。 この○○○シリーズは徹底的に割り切って、最初から製作コストを一切度外視、 120%、自分専用、競技専用に特化したモデル。 なので価格設定や一般的な汎用性は最初から全く無視したシリーズです。 一般的なバスフィッシングには完全にオーバースペックな自分専用、ピリピリ、カリカリなチューニングモデルです。 たぶん現行グラコブより目玉が飛び出るくらいの価格になると思いますが…。 そしてもう一つ、現ブラックシリーズの後継、 ○○シリーズとして、グランドコブラは新たに生まれ変わります。 こちらは2017年ショー最大のお楽しみ。 あっと驚かせる自信あります。 お楽しみに! |