新製品情報そのIIの巻
![]() DART特化型ジャークベイト「DARDO100」初公開。 極めて軽いジャーク感で、スースレを凌ぐキレのあるダートを魅せる。 この所、トーナメント続きでルアーのテストの時間を多く取る事が出来ない。しかし、今春採用したヒューマンフィッシングカレッジ卒の新人水谷(社内ではチンピラ君と呼ばれてます。)の親友、プロアングラー志望の「ホサキング」がなんの縁かオマケに付いてきたおかげで、随分オカッパリテストに関しては助かっている。
まあ、さすがに若干21歳の、隠し子?と言っても全然不思議ではない少年?だが、釣りに関してはヒューマンの校内トーナメントでは常にトップだったそうで、結構、上手い。これからどうなるのかは本人次第だが、最近はもっぱらバイトで岸釣りフィールドテストを担当してもらっている。 週の約半分を釣りに費やすホサキのブログは現場からの実況ライブ更新型なので、自分もこのブログを仕事の合間に結果を見るのが結構楽しみである。 と言う事で、前回はリトルバッツを公開したが、相変わらず11月と言うのにリトルバッツは異様なほど水面で釣れまくっているようで少し驚き。ホサキも野池数釣りでは間違いなく最強だと言っていた。
そして今回初公開するのが、イマカツとしては初のピュアジャークベイト「DARDO100(ダルド100)」。ジャークベイトは優秀なライバルが多い激戦区なので、コイツの非常に開発に苦戦した。実に春から初めてサンプル金型だけでも10面は超える程。コイツの特徴はまさにリップライザーとは真逆の、スースレも真っ青なスーパーダートマシンだ。 ![]() テスト結果は非常に良好。 試合で存分に使えるレベルに鍛えこんだ。 1日投げても手首にダメージがほとんど来ないのが良い。 リップライザーはリッピングによる「グリグリッ!!フワ〜」のRIP&RISEを提唱して以来、サスペンド一辺倒だったミノーカテゴリーでフローティングミノーの威力が一躍見直され、多くのフォロワーを生みだしたのは周知の事実。 一方でダートを主体とするミノーに関しては、スーパースレッジを筆頭にイマカツでは最も得意とする分野だったが、何故かピュアジャークベイトに関しては未発表だった。その理由は試合になるとやはりスースレやスーキラ、ジレンマの圧倒的釣獲能力は大型ミノーを上回ってしまったからに他ならない。 ![]() サイズ設定が絶妙で、ベイトでモグチャ級にぶっ飛ぶ。 今回はモンドリングバイトに代わるハーモニカンバイト。 今回のDARDO100の開発趣旨はズバリ、モグチャやスーパーブレードの様に「試合でフルに使えるジャークベイト」。こうなると自分が試合で100%信頼して使えるサイズの検証から動きのキレ、1日ジャークしても飽きない引き感等など、クリアするレベルが非常に高くなり、ここまで一切発表も中途半端な途中経過も発表出来なかった。試合で使えるレベルのジャークベイトと言うのは本当に半端ない信頼が必要で、特にプレッシャーに強く、なお且つ大きさ故のアピール力を失わないサイズ選択と動きの強さのバランスが非常に難航した。 ![]() ローリングマークがハッキリと付く頃には結構な数のバスを手にできていた。 ダルド100は競技仕様のジャークベイトである。 そして、運悪く?試合が全て終わった直後、やっと納得のいくサンプルが仕上がってきた。 まだ現時点では詳細公開は出来ないが、この冬そして来春には強烈なトーナメント武器として一軍ボックス席の一角を占める事は間違いないスーパーなジャークベイトである。リップライザーと180度正反対のコンセプトで開発されたDARDO100、その名はイタリア語でDARTを意味する。最終完成は12月末頃を予定している。 |
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