【F.INOUE】 奈良チャプター第4戦
皆さん、どうもこんにちは!池原ガイドサービス“BOTTOM CONTACT”の井上 太です。 さて、先週末11日(Sun)は、七色ダム湖にて“奈良チャプター第4戦”が開催されましたので、そちらからの報告を! まず、事前のプラ禁までの期間には、6/28、7/2・3・4日と、割と小マメに湖上に浮いて湖の移り変って行く様子を見続けていたのですが、“Ts-ON”前(北山川本流)の平均表層水温は、19〜20℃とこの時期にしては低く、上がり切らない様子を日々繰り返していた。 この要因には、池原ダムから放水される中層辺りの水温が低い性で、その上流部に位置する放水口では15℃台程度の水温が流れ込んでいた。 大会当日を想定して幾つかの攻略パターンを組むシュミレーションを行って見たが・・・ ☆ある程度のまとまった降雨量後で、しかも、満水状態であれば、西の川バックウォーターも有効になる。 『2日はこのパターンが炸裂し、15尾以上のバスを短時間で集中キャッチする事が出来た!』 ★アフターの回復したクルージングする大型を追い掛け回して、立ち止まる所でサイト勝負を掛ける。 『4日はこのパターンにて良型サイズを数尾キャッチに成功した!』 ☆今だ、ラージ同士のネストも存在しているので、それらを前日に見付ける事が出来れば、ネストサイトで勝負を掛ける。 ★アフターの回復中で、橋脚や立ち木などの比較的浅い水深にサスペンドしているニュートラルバスなバスに空中戦で挑む。 ☆そして最後は、3日(Sun)から急激にフロリダ系ロクマルサイズがネストに入り出し、割と入り立ては反応が良かった。 『3日は僕も含めて、“Ts-ON”周辺で4体のロクマルネストに挑んでいたアングラーが存在した!』 などを挙げながら準備を進めていた。プラ禁に入ってからの平日4日間は減水日続きで、漸く9日(Fri)になって水位が上昇して来た。 さて、迎えた前日プラで得た状況として・・・朝一に見た湖上は、昨日まで無かった白濁化した濁りが慢性化していたのには驚かされたが、『大又川のコンディションが芳しくない!』と言った前情報からも、元々、『そう遠くのエリアへは行かない!』事を決意していたので、小口橋周辺やTs-ON前付近を流し、殆ど釣りをせずにエレキで流して湖中の様子を観察して周って見た。 幸い、ボディーウォーター側のみが濁っていて、シャローのバンク側は昨日までの透明度を維持していたので、まだサイトが可能だった。 この日、雨日だった予報が外れ、予想外のド・ピーカン快晴日に恵まれてしまったので、プラに出掛けたAM9:00頃からでは、殆どのバスがシェードに入り、浮いている状態だった。 朝のまだ比較的風の無い内に、良型サスペンドバスの濃いエリア、メスバス対のネスト、ロクマルなどを見付けては頭に叩き込み、少し気になっていた北山川・上流へと向かって見た。このエリアは、水温15℃台で白濁化した濁りが発生していたが、『バックウォーターと同じ条件では?』と思っていたので、チェックに入って見たが、透明度が0m状態だったので、巻き物を用いスピーディーなチェックを試みた。 池原からの放水口に近いエリアでは、巻き物には何の反応も得る事は出来なかったが、本湖の水温が混ざり合う表層水温18〜19℃エリアでは、旧発電所跡に近付くに連れバイトが相次いで集中して来た。使用ルアー:モグラモスチャターモンスター+ジャバシャッド5.5インチのコンボにて5発Get!プラ終了時刻のPM4:00が差し迫って来たので、PM3:00に差し掛かった頃、西の川のバックウォーターのチェックに向かって見たが、そこには数多くのバスが溯上して来ており、余り釣り切らずに、ミノーのみでチェックを行い、5発Get!して、プラを終了した。 使用ルアー:リップライザー90(夜光貝ワカサギカラー) 明けて迎えた当日、ミィーティング前から降り出した雨はやがて本降りの雨に変り、ドシャ降りの一日となってしまった。 全くのサイト不可状態!おまけにフライトも40番とほぼベベタ(最後)だったので、西の川バックウォーターでのリミットメイクに賭けたのだったが・・・ 誰一人入っていなかった最上流部へと向かって行くと僕の釣りたいエリアには陸っぱり君が・・・しかも、昨日より水位が落ちており、それを承知の上で賭けに向ったのだが、昨日居たあれだけ多くのバス達も水位と共に下がってしまっていた。 西の川全域デッドスローのルールに基づき、大幅なロスタイム&ノーフィッシュのまま、そこからはブラインドの釣りでリミットメイクを目指すが、釣れても釣っても、400〜500g迄が多く、数十グラム単位の入れ替えを繰り返していた。このままではヤバイ状態!である。 その後、大雨が落着き出した瞬間を見計らって前プラで見付けていたネストに走り、瞬殺で700〜800gサイズをDSリグにて2尾をキャッチし入れ替えを行い、終了間際に、立ち木&レイダウンに絡むスポットで1.500gクラスのサスペンド・プリメスを空中戦で掛けるも、隣接していた木に巻き付けられて・・・キャッチに失敗!最後の最後に、同スポットから搾り出すか?の様に、500gを同じくDSリグにてキャッチし入れ替えを行い終了となった。結果2.032g:6位 に終わった。
使用ルアー:ハドルフライ・リアル3.5インチ(鮎カラー)/シンカー・ゴブリンバット2.5g 僕自身も、当初予定していた展開で思惑通りの試合運びが出来なかったのですが、ウェイイン検量後、蓋を開けて見れば、他の選手も苦しんでいた様子でローウエイト合戦が繰り広げられていた。結果は次の通り・・・ 参加されていた選手の皆さん、『大変、お疲れ様でした!また、次回頑張りましょう!』 NBCチャプター奈良第4戦 “GANCRAFT” CUP TOP5 優勝 谷口真一 2.812g(3) 2位 平山晃生 2.504g(3) 3位 田中正典 2.470g(3) 4位 城井勝央 2.208g(3) 5位 稲垣信明 2.064g(3) ※各“選手”略 ご了承の程! \ 25,000- (お一人様/8時間)のガイドの方も宜しくお願い致します。 ★池原ガイドサービスに関する、お問い合わせは、こちらへ・・・ お問い合わせ先:E-mail info@btm-c.com 携帯:090-9167-9500 |
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