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初心者講座52 季節ごとのバスの行動「夏」
今回は夏のバスの行動について説明します。

スポーニングが終わり季節が初夏になると、産卵から回復したバス達は食欲旺盛になります。

6月前半から始まる梅雨時期には、バス達は雨が降ると活発に動くようになり、水面系のルアーへの反応が強くなります。




水面系ルアーはバイトシーン(バスが喰ってくる瞬間)が見えるので、とてもエキサイティングで面白い釣りです。

梅雨時期が終わる7月後半から、本格的な夏を迎えます。

日差しが強くなり水温が上昇してくると、バス達は水温の低い、より涼しい場所へと移動するようになります。

水面に木が覆いかぶさっており、水面に陰ができている“オーバーハング”の下や、新鮮で冷たい水が流れ込む“インレット”の周辺などによく集まります。

また、水面を覆う水草の下などにも好んで集まり、水生昆虫や小魚、トンボなどを捕食します。




日中は写真のような水草などの下に潜み、早朝や涼しくなる夕方になると、水草の外に出てエサを捕るといった行動パターンをとります。

真夏のバスフィッシングは、水草やオーバーハングなどの“カバー”と呼ばれる障害物を攻める、『カバーフィッシング』が効果的です。

9月の中頃までは暑い日が続くので同じような行動パターンをとり、やがて涼しい秋を迎えます。



 

 

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