K.imae Today's Tips 2126『スーパースティード完成!』
苦節既に10年? 実質、クロスファイヤースティード発売以来、 カレイドシリーズに唯一、ラインナップできなかった「ML/ライトウェイトスポーツクラス」。 正直、その理由はグラスロッドに逃げたくなかったのが本音。 用途が限定的過ぎて自分的には竿数増やすだけで汎用性が低すぎる。 だからこそ、グラスに負けないティップ~ベリーへの淀みない滑らかな追従性と、 カーボンゆえの胴の入りに比例する腰の強さが欲しかった。 そして10g以下の軽量で風の抵抗を受けるルアーを全く意に介せず投げられる能力。 シャッドを活き活きと泳がせるティップの振動増幅力。 そしてバスに主導権を与えない芯の強さ。 霞戦でほぼOKを出せて喜んでたら、 グリップ回りに最終コスメをあしらった途端、ベツモノに…。 パーツ一つで激変するほど、絶妙すぎて唖然とするほど、曲がる竿は難しい。 そして10年の進化がクロスファイアー製法を 更に進んだ「スーパークロスファイア」として再誕させた。 限り無く、真のスパインレス。 美しく、淀みない、手首へのキックバックを最小限に抑えてくれる究極のベントカーブ。 T1100Gをメインではなく、敢えて選びに選んだ滑らかな中弾性にアシストとして使用。 ガイドは唯一、一通りしか選択肢無しだった。 強化シングル/チタントルザイトに、ステンWフットSicの極めて異例な新旧コンビネーション。 全てにコンバット史上、最長の開発期間に亘った答えがある。 桧原湖での最終実戦テストを経て、再度リビルド、調整し本日着弾。 持った瞬間に背筋に電撃。 これが自分が長きに亘って待ち望んだ、 スーパークロスファイア・スーパースティードである。 |